家賃や住宅の購入費用など補助 結婚の若い世代支援へ 仙台市6月10日から (24/06/04 18:21)

仙台市は結婚して市内で新生活を始める若い世代を支援するため、家賃や引っ越し費用などを補助する支援事業を始めました。

記者リポート
「青葉区役所の戸籍住民課です。こちらでは婚姻届けの受付を行っていますが、大安や一粒万倍日が重なると多い日では80件ほどの申請があるということです」

仙台市によりますと、おととしの市内の婚姻件数は、「4834件」で2001年の「7561件」をピークに年々、減少傾向が続いています。こうした中、仙台市は結婚した若い世代への経済的な支援策として、新生活に必要な費用の一部を補助する事業を始めました。

具体的な支援対象は、今年度中に結婚し仙台市内で暮らしている夫婦で、結婚した時の年齢がともに39歳以下、合計所得が500万円未満が条件となります。補助の対象は家賃や敷金、礼金のほか住宅の購入費用やリフォーム費用、引っ越し費用の実費で、補助の上限額は夫婦ともに29歳以下の場合は「60万円」、どちらかが30歳以上の場合は「30万円」となっています。

仙台市こども若者局・若者支援課 金田佳紀課長
「結婚や子育てが、本人が希望した時にそれが実現できる環境づくりが大切だと思っ…

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